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2017.10.18

BPSデンチャー治療の流れ①

こんにちは、ユアー歯科クリニック院長の林です。

 

当院では保険適用の義歯以外に、審美性、機能性に優れたいくつかの保険適用外の義歯を取り扱っており、患者様に好評をいただいております。

今回はその中のひとつ、超精密義歯のBPSデンチャーの治療の流れについて数回に分けてお伝えしたいと思います。

 

BPSデンチャーの完成、装着までの流れは

初回 カウンセリングと今お使いの義歯の不具合の調整

2回目 概形印象採得 セントリックトレーにて仮の咬合採得

3回目 精密印象と咬合採得、ゴシックアーチ

4回目 人工歯配列試適

5回目 完成、装着

となります。

 

今回はまず初回に行う内容についてご説明いたします。

 

カウンセリングと診査と今お使いの義歯の調整ですが、カウンセリングでは今お使いの義歯でお困りのこと、例えば外れやすくて食事がしづらい、しゃべりにくい、痛くてしっかり咬めない、食べ物がはさまりやすい、見た目が気になるなど、不具合やご希望などをお伺いします。

その後の治療の参考になりますので、お気軽にいろいろお話していただけると助かります。

 

その後、お口の状態の診査です。残存歯のむし歯や歯周病がないか、顎堤(義歯が乗る歯ぐきやその中の骨)が吸収していないか、歯ぐきのかたさや、唇や頬や舌の動く範囲や強さ、顎の動きのずれがないかなどを診察します。

 

総義歯の場合、残存歯にクラスプなどで固定することができませんので、顎堤吸収が進んでいると義歯の安定が難しくなります。顎堤吸収は合わない義歯をがまんして使っているとより進みやすくなりますので、義歯がゆるい、合わないと感じたら早目に歯科医院を受診することが大事です。

 

次に今お使いの義歯の不具合箇所の診査をします。

合わない義歯を使っていると歯ぐきに傷が出来ていたり、咬み合せの位置が本来の位置とずれていたりしますので、可能な限り調整、修正を行い、新しい義歯の作製に備えます。まれに調整、修正だけでは対応しきれない場合には最終的な義歯を作製する前に治療用またはリハビリテーション用義歯を作製する事もあります。

順調に進んでもBPSデンチャー完成までは1~2カ月かかりますのでその間、なるべくご不便が無いよう対応させて頂きます。

次回(来週)は2回目以降の治療内容についてお伝えしていきます。

 BPSデンチャーについて詳しくはこちらへ

 

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