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2018.11.13

ホームページリニューアルしました!

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2018.07.06

お薬の副作用による歯肉への影響について

皆さんこんにちは:)

ユアー歯科クリニック歯科医師の雨宮です。

今年は観測史上、1番早く梅雨明けしたとのことで、ついついお出かけしたくなっちゃいますね:)

 

今日は、口腔内に現れるくすりの副作用として「薬物による歯肉出血」についてお話しようと思います。

近年、高齢化が進むとともに、心筋梗塞や心房細動,脳卒中などの治療のため、血液をサラサラにするお薬を飲まれている方も多くなってきております。

歯肉出血を引き起こす主な薬には、抗凝固薬があります。

この薬が効きすぎると、体のさまざまなところで出血が起きやすくなります。

歯肉出血もその1つとなり、

 

血がサラサラになりすぎていて、歯周病などで炎症を起こした歯肉からの出血が止まらない、、なんてことが起こります。

 

1962年から2011年までの間、飲み薬の抗凝固薬はワーファリンだけでした。

このお薬は、効果が現れる用量と、効きすぎて副作用が現れる用量の差が小さいため、抗凝固薬の目安(指標)となる血液検査(PT-INR)を定期的に行い、その検査値に基づいた細かい用量調節が必要です。しかし、ワーファリンの問題点として、食べ物による影響や、飲み合わせの悪い薬の多さなどもあり、新たなお薬の開発が望まれていました。

例えば、ワーファリンを服用している方は、納豆を食べてはいけないのは有名なお話かと思います。

 

そうしたワーファリンの使いづらさを改善した抗凝固薬が2011年から、次々と発売開始され(プラザキサ、リクシアナ、イグザレルト、エリキュース)、ワーファリンを含めた5種類の中から患者さんに適した薬を選べるようになりました。

しかし、プラザキサカプセルの発売開始から5か月の間に重篤な出血性副作用が81件報告され、そのうち5例は因果関係が否定できない死亡例であることがわかりました。

いまのところ、抗凝固薬の指標が未確立であり、新しい抗凝固薬の服用にあたっては、重篤化を未然に防ぐため、副作用の早期発見が重要となっています。

 

このようなお薬を飲んでいる方が、歯肉出血で来院された場合、私たちは口腔内の診査を十分に行い、歯周病・口腔粘膜疾患・外傷や腫瘍などの有無・さらに全身的な出血傾向などの症状を確認します。

全身的な出血傾向(例えば鼻出血、内出血斑、血尿、血便など)がみられる場合は、悪化して重篤な出血性副作用(大出血や頭蓋内出血など)を起こす場合もありますので、すぐにかかりつけの内科医に相談していただくようにいたします。

 

歯肉出血で来院された患者様から、重篤な出血性副作用を防ぐことができることもありますので、もし、血液サラサラのお薬を飲まれており、歯肉からやけにずっと血が出ていて止まらない、、なんてことがありましたらすぐにご相談ください。

 

また、血液サラサラのお薬を飲まれていて、血の出る処置(抜歯や歯のクリーニングなど)を受ける際は安心して治療を受けていただけるように配慮いたします。

ワーファリンを飲まれている方は、直近のPT-INR値を教えてくださりますよう、お願いいたします。どうか、患者様のご判断で、薬の量や回数を変更したりはしないでくださいね:)

 

参考:デンタルハイジーン 2014 Vol.34 no.9

 

船橋駅前 予防から審美入れ歯まで「船橋で一番頼れる歯医者さん」を目指しています。

ユアー歯科クリニック(船橋駅北口)事務局

2018.06.21

歯科材料を極める技術セミナーに参加してきました

こんにちは(^^)/
じめじめと鬱陶しい梅雨の季節になりました。
そんな中でも、先日は梅雨を吹き飛ばすようなサッカーワールドカップの日本の大金星のニュースが飛び込んできて、スカッとさせてくれました。

先日、歯科商材を扱うジーシー社の本社にて「練りを極めよう」という技術セミナーに参加して参りました。
GCプレミアムフォーラム「練りを極めよう!」は、歯科の現場で非常に重要な型取りという工程の精度上げるものです。
被せ物など製作する場合は、通常粘土のようなものをお口の中に入れて型を取るもので、ご経験された方も多いかと思います。

歯科材料は日進月歩、技術の進歩も早く新しいものをキャッチアップし、少しで患者さんの負担がない治療、精度が高く安全安心な治療を目指さなければいけないと考えています。

「練り」については、粉状のものと液体状のものを混ぜ合わせて使うものが多くあり、正確な使い方をしないと十分な力を発揮できません。

例えばカップラーメンもぬるいお湯では麺が硬く美味しくありませんよね。それと同じなんです^ ^

今回は、

セメント練和
アルジネート印象練和
シリコーン印象材練和
石こう練和

こちらの練り方を再確認してきました^ ^

どれも聞いたことがないかと思いますが、歯科治療のなかでも頻繁に使われているものです^ ^

基本的な事から再度確認することができましたので、現場で常に活かしていきたいと思います。

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ユアー歯科クリニック(船橋駅北口)事務局

2018.05.24

舌癖について

こんにちは:)

ユアー歯科クリニック歯科医師の雨宮です。

みなさん、ご自身やお子様の滑舌について気になったことはありますか?

今日は舌癖(ベロの癖)についてお話しようと思います。

 

舌癖には、原因や、それに伴う口腔習癖、舌の筋力や舌小帯など、舌の状態によってさまざまなタイプがあると考えられています。

その舌癖のタイプを考え、改善の難易度を把握し、状態に合わせて弱い部分をトレーニングすることができれば、より的確な対応ができます。

 

★改善が難しいとされている口腔習癖の中には、、

①口呼吸:鼻疾患による口呼吸の場合、鼻呼吸の練習によって改善することもありますが、程度によっては耳鼻科との連携が必要になります。

②長期の指しゃぶり:神経性習癖に分類され、4歳以降も続く場合は心療内科的なアプローチが必要となります。

③異常嚥下癖:嚥下は回数が多く、すべてをコントロールするのは困難です。

★比較的改善しやすい口腔習癖の中には、、

①舌小帯強直症による舌癖:原因がはっきりしているため、舌小帯切除ができれば比較的改善しやすいです。ただし、習癖の期間が長いことや、舌小帯が強直していると舌を動かす筋肉が発達しておらず、舌自体を挙上させる感覚がつかみにくいことから、舌の筋力アップが困難なこともあります。

②口唇閉鎖不全:保護者からみでも口をポカンと開けている様子はわかりやすく、周りが指摘しやすいです(ただし、鼻呼吸ができないと改善しにくい)

③乳歯の早期脱落や大きなう蝕を気にしてしまうことによる舌癖:このように原因がはっきりしており、かつその期間が短く、改善が容易であれば解決しやすいです。

 

舌のタイプから、実際のトレーニング法を考えていきます。

舌は舌尖を「スポット」に置き、すこし口腔内を陰圧にして、舌全体を吸盤のように口蓋につけて維持した状態が基本のポジションですが、舌小帯が強直していたり、舌の筋肉が弱かったり、動きが悪かったりすると舌が低位になってしまいます。

この、舌が低位になる原因を「舌小帯」「舌の筋肉」「舌の動き」の3つの項目で分類し、それぞれについてどこを改善すべきかを考えトレーニングを選択していきます。

①舌小帯:伸びやすいか伸びにくいか

 舌小帯の長さ、太さ、付着位置の3つのチェックポイントで分類していきます。舌小帯は長さが短いと舌の動きを阻害し、幅が太いと伸びにくくなります。また、舌小帯の舌への付着位置が舌尖に近く、口腔底側では下顎前歯の歯頚部よりに幅広く付着していると、舌の動きが阻害されます。

以上から、舌小帯が伸びにくいと分類した場合には、舌がスポットに届くように舌小帯を伸ばすことを目標にします。具体的には、舌尖をとがらせた状態でスポットにつけられるように繰り返し行うトレーニング(スポットポジション)や、舌尖を意識するためにスティックを使ったトレーニング(ティップアンドスティック)を行っています。また、可能であれば、原因である舌小帯を切除することで舌の運動阻害要因を除去し、まず、舌を動かせる環境を整備することもあります。

②舌の筋力:強いのか弱いのか

 舌の筋力は、舌を口蓋に挙上した形で診断します。舌の筋力があれば、舌全体を口蓋に挙上し、舌中央部をぴったりと吸い付け維持することができます。逆に、弱い場合は、舌の中央部が挙上せず、郊外に吸い付けた形を維持することができません。

以上から、舌の筋肉が弱いと分類した場合には、舌全体の筋力を鍛えることを目標にします。ガムを噛んで丸めて舌の中央に置き、舌で口蓋に押し付けるトレーニング(ガムトレーニング)から始め、舌中心部でスティックを押すトレーニング(ミッドアンドスティック)、さらに、ポッピングの練習では、舌中央部を口蓋に挙上した状態を長時間維持するトレーニングを中心に筋力アップを図っていきます。

③舌の動き:よく動くのか動きが悪いのか

 舌の動きは、舌を左右に振る動き(フルフルスポット)や舌尖で上下の口唇をなぞる動き(リップトレーサー)をみて判断しています。

最初からスムーズに行える場合は、舌の動きは問題ないと判断しています。逆に動きが悪い場合は、上記の動きをトレーニングとして取り組むことで、舌の動きをコントロールする力を身に着けるようにしています。

 

以上より、様々な観点から診断し、舌癖を解消できるように順序立てて取り組むことが大切になります。ご自身の舌癖や、お子様の舌癖が気になったことがある方は、どうぞお気軽にご相談ください。

 

参考文献:デンタルハイジーン 2018 Vol.38 No.3

 

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ユアー歯科クリニック(船橋駅北口)事務局

2018.05.07

五月病のおはなし

みなさんこんにちは!ユアー歯科クリニックの歯科衛生士です。

今年のゴールデンウイークは連日良いお天気でしたね。みなさんいかがお過ごしでしたか?

 さてさて、連休明けからはひとつの大きな鬼門ともいえる「五月病」が起こりやすくなります。

五月病になるのは新入社員や新人生だけではありません。「変化が多かった人」「大きな変化を経験した人」です。

 こうした緊張で「身も心もピーンと張りつめている感じ」のときは、自律神経のうち交感神経が普段より活性化します。

変化が起こるとその変化に馴染むために「身体エネルギーを過剰に使っている状態」になるのです。

そのため、心や体のエネルギーを知らず知らずのうちに消耗してしまいます。

 春のメンタル不調対策は意識的な「手抜き」で緩み時間を増やしましょう! !

・睡眠時間を増やし、睡眠負債は出来るだけ早く返す

・食事時間を長めにとり、「ながら食事」をしない

・休日は予定を入れず時間に追われない

・新たな日常活動やルールを増やさない

日本特有の春の変化ストレスに負けないために、是非入念なセルフケアを心がけてください。。。

少し先の話になりますが、 6月4日は虫歯予防デーです!

自分自身のケアは日々の予防、事故対策がとっても大切です。

環境の変化が落ち着いたら、治療が必要になる前にお口の中のメンテナンスも忘れずに受診することをおすすめします(^-^)/    

虫歯や歯周病は初期の段階で痛みや違和感を感じないことが多く、知らず知らずのうちに進行している場合もあります。

早期発見することで侵襲が少なく短時間の治療で済ませることが可能になります。

また、ハミガキだけでは除去することが出来ないバイオフィルムという細菌の膜が虫歯の原因にもなります。

歯科医院で定期的にプロのクリーニングを行うことで、予防をすることがとっても大切です!

日ごろのお口のお手入れ方法につきましてもわからないことなどがありましたらお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

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ユアー歯科クリニック(船橋駅北口)事務局

2018.04.23

妊娠中のお口の変化について

こんにちは:)

暖かくて気持ちのいい陽気が続いていますね!

ユアー歯科クリニック歯科医師の雨宮です。

 

今日は妊娠中におこる、お口の変化についてお話しします。

まず、妊娠から出産後に現れる口腔の変化について説明します。

 

妊娠により女性ホルモンの分泌が急激に高まると、お口のなかにはさまざまな変化が生じてきます。女性ホルモンの増加により、歯周病原性の菌が増殖しやすくなり、プラークの中の歯周病を引き起こす菌の比率が高まります。それと同時に、歯肉自体の反応性も変化し、炎症や出血が起きやすくなることで、歯肉炎が生じやすくなったり、すでにあった歯周炎が悪化しやすくなると言われています。

また、唾液がねばねばしやすくなるため、お口の中の自浄性が低下して、プラークの増加につながります。

 

妊娠初期には「つわり」が起こりやすく、生活や歯磨きなどの生活習慣に影響しやすくなります。つわりのときには味やにおいに敏感になりやすく、食べられるものが限られたり、食欲不振になったり、逆になにか食べていないと気持ち悪くなったりします。

妊娠後期になると食欲はでてきますが、胎児の発育により子宮が大きくなり、胃が圧迫されて一度に食べられる量が限られてくるため、食事回数が増えてきます。歯磨きも、つわりでつらかったという妊婦さんは3割くらいとの報告がありますが、お口の奥のほうまでブラシを入れにくいといったことも起きやすくなります。

また、食事回数が増えると歯磨きが追いつかず、口腔ケア不足による歯肉炎の発生や、食事内容によってはう蝕の発生につながる可能性もあります。

 

次に、妊娠・出産の各時期におけるお口のなかの特徴を説明します。

妊娠初期

つわりは妊娠6~9週ごろがピークで、14週ごろには治まることが多いようです。この時期は、女性ホルモンの分泌が急増するため、歯肉炎の症状がみられやすくなります。妊娠性歯肉炎は妊婦さんの3070%くらいに発症すると報告されており、プラークの付着が増加しなくても起こりやすいものですが、一方では丁寧なブラッシングや歯石除去などにより改善が図れるという報告もあります。

妊娠中期

お腹がおおきくなり、胎動もはっきりしてきて赤ちゃんが育ってきていると実感が得られる時期です。比較的体調も安定しやすく、食欲も増してきます。この時期には妊娠性のエプーリス(歯肉の一部がもこもこと腫れたようになります)が発現しやすく、前歯の歯肉にできやすいと言われています。

妊娠後期

さらにお腹が大きくなり、子宮が肺や胃を圧迫するため、息切れ・動悸が生じたりします。また、一回の食事量が少なくなるため、食事回数が増えて口腔ケアが不十分になり、歯肉炎やう蝕の進行が危惧されます。

出産後

女性ホルモンの分泌がもとに戻ることで、口腔症状は徐々に改善していきます。歯肉炎やエプーリスは自然に治りやすいものですが、う蝕や歯周病は自然に回復することは困難なため、歯科医院での対応が必要になります。また、授乳や赤ちゃんのお世話で忙しくなるため、睡眠や食事が不規則になりやすく、歯磨きも不十分になりがちです。ホルモンの影響は少なくなっても、生活習慣の念では口腔環境が不良になりやすいため、歯科医院での口腔ケアに関してのアドバイスが重要になってきます。

 

少し難しい内容になってしまいましたが、妊娠を予定している方や、妊娠中の方など、不安なことがありましたら、ぜひご相談ください。また、診療中なども、少しでも体調に変化があったら、我慢をせずにすぐにお伝えくださいね:)

 

参考:デンタルハイジーン 2017 Vol.37 No.2

 

船橋駅前 予防から審美入れ歯まで「船橋で一番頼れる歯医者さん」を目指しています。

ユアー歯科クリニック(船橋駅北口)事務局

2018.03.16

おやつのお話

 こんにちは!

 

ユアー歯科クリニック受付の福田です。

 

 3月に入り、暖かい日も多くなり、春が来ましたね。

 しかし、スギ花粉のピークでもあり、花粉症の方にとっては、辛い症状に悩まされる季節でもあります。

 

私も目薬、マスクが欠かせません。(^_^*)

 

1日の寒暖の差も激しいので、体調には気をつけてお過ごしくださいね。

 

 

 みなさま、1日3回のお食事以外に、おやつの時間はありますか。

 

 大人の方は、お茶の時間とも言えるかと思いますが、甘いものを食べるとホッと一息、ちょっと疲れがとれたりしますよね。

 

 もちろんお子様はおやつの時間が大好きです♡

 

私は保育士としても、子どもと関わってきましたが、誰かと一緒に美味しいものを食べることは、とても楽しい心と身体のリフレッシュにもなる、大事な時間だと思います。

 

 気をつけるべきことは、きちんと時間を決めて食べることです。

 

 だらだら食べると、お口の環境も悪くなり虫歯のリスクが高くなります。

 

虫歯を防ぐ最も有効なことは、日々の歯磨きです。

 

 乳歯は生後0.5歳から2歳半かけてならんできます。

 

永久歯は6歳から12歳にかけて歯がはえかわり奥にも歯がはえてきます。

 

 この二つの時期は歯のならびができあがっていないので歯ブラシがかけづらく、はえたての歯は弱いため、とても虫歯になりやすいです。そのためお子さまの歯磨き後に仕上げみがきが重要です。

 

 とくに虫歯になりやすいのは、歯と歯の間、歯と歯茎の境目、奥歯の噛む面のミゾです。

 

仕上げ磨き用に小さめの歯ブラシで、噛む面や歯と歯茎の境目を磨いてあげてください。

 

きれいな歯は一生の宝物です。

 

大事にしていきたいですね。

 

 歯磨きでお困りのことやお悩みがありましたら遠慮なくご相談ください。

 

 

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2018.03.10

Tooth Wear のお話

こんにちは!ユアー歯科クリニック歯科医師の雨宮です。

段々と暖かくなってきて、桜の開花が待ち遠しいです:)

 

今日はTooth Wearについてお話しようと思います。

みなさん、聞いたことはありますか?

 

ひとことで説明すると、「う蝕原因菌によらない歯質表層の損失」で、ライフスタイルに大きく影響される多因子性の疾患となります。

これは、う蝕、歯周病に次ぐ第三の疾患として今、注目されてきています。

 

簡単に説明すると、虫歯ではなく、歯の表面が溶けたり、削れやすくなってしまったりすることを指します。昔は職業性の疾患として認識されていましたが、現代では酸性飲食物の消費量の増加とともに、生活習慣が原因で歯が溶けてしまう方が多くなってきました。

 

歯が溶けてしまう原因として内因性因子と外因性因子があります。

内因性因子としては、逆流性食道炎や摂食障害(拒食症・過食症)があり、胃酸が嘔吐物に混ざり、口から吐き出す際、酸が歯の表面に触れることを何度も繰り返しているうちに歯が溶けてしまいます。

この場合は、それぞれお医者さんにかかっていただき、根本的な治療をしていただきます。

 

外因性因子として、昔は、職業性(例えばメッキ工場など酸性のガスを吸う)のものが多かったのですが、現在では酸性飲食物の取りすぎが原因となっている場合が多くなっています。

例えば、炭酸飲料、お酢、栄養ドリンクなどが原因になります。

 

しかし、酸性飲食物を摂ったからといって、誰もがすぐに歯が溶けてしまうわけではありません。唾液には口腔内の洗浄効果と、酸の緩衝能による中和作用があるので、歯を守ってくれているのですが、繰り返し酸を摂ることにより、そのバランスが崩れてしまうのです。

 

そのため、対応策としては、ちびちび飲んだりだらだら食べたりしないことが重要になってきます。

 

処置としては、軽度のものであれば水酸化カルシウムならびにフッ化物を配合したシュガーレスのガムで歯質の強化・再石灰化を促したり、知覚過敏を抑える薬を塗ったりします。

重度の場合は、レジン(プラスチックの詰め物)を詰めることもあります。

 

酸性のものをよく摂っているな、最近歯がなんだか溶けてきている気がするな、、

と思った方は一度ご相談ください:)

 

 

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2018.03.02

ストレスと歯痛

こんにちは、ユアー歯科クリニックの歯科衛生士です。

今日は誰もが抱えているストレスについて考えてみました!

ストレスは病気の発症に重大な役割を担っているそうです。現代社会でストレスから逃れることは不可能なため身近な人に相談するなど、抱え込まないようにすることが大切で、原因となることが多いのは人間関係。希薄すぎても濃密すぎてもストレスの原因になりがちです。「良い加減」の関係を保ちにくい分、ストレスの原因となることが少なくありません。

「ちょうど良い人間関係」は永遠のテーマともいえるでしょう。人と人との繋がりを極力減らしてストレスを軽くしようとするよりも、周囲からサポートしてもらえるような人間関係を築く方が結果的にはストレスを減らすことに繋がるのではないでしょうか。あらかじめ「人間関係にストレスはつきものだ」と考えて、人と人との繋がりの上で「良い加減」を目指しましょう!!

 

ストレスが原因で起こる、虫歯以外で歯痛原因となり得ることですが、

唾液の分泌が低下する、歯ぎしり食いしばりが増える、などです。

虫歯や歯周病ではなく歯が痛い場合には、疲れやストレスが原因かもしれません。

心当たりがある場合には、早めの歯科受診をお勧めします。そして、ぜひ疲れやストレスと上手に付き合うようにしましょう!

規則正しい生活、睡眠でストレスケア、泣くことでストレス発散も出来るそうですよ^^

 

 船橋駅前 予防から審美入れ歯まで「船橋で一番頼れる歯医者さん」を目指しています。

ユアー歯科クリニック(船橋駅北口)事務局

 

2018.02.21

歯周病と糖尿

こんにちは、ユアー歯科クリニックの歯科衛生士です!

 

今日は歯周病と糖尿病についてお話ししたいと思います。

実は、この二つの病気は相互関係にあるんです。

 

糖尿病が歯周病になりやすい環境をつくり、悪化させてしまうことと、反対に歯周病が糖尿病を悪化させてしまう、という関係にあります。

 

生活習慣に気を配って病気にならないのが必須になってきます。

特に、糖分の過剰摂取を控え、栄養バランスを考えた食事をとることや運動が大事なんです。

肥満にならないことも糖尿病の予防において重要です。

 

更に、歯周病は糖尿病だけでなく、全身疾患にも関わっていることが分かっています。

きちんと歯磨きをして、予防しましょう!

メインテナンスにも通い、プロフェッショナルケアも受けられると、よりいいですね°˖✧

 

糖尿病、歯周病ともに、不規則な生活や喫煙などの生活習慣も病気に関わってくるので、3食正しく食事をする、ストレスを溜めない、禁煙するなどの生活習慣の改善をしていきましょう!

 

 船橋駅前 予防から審美入れ歯まで「船橋で一番頼れる歯医者さん」を目指しています。

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