こんにちは、ユアー歯科クリニックの歯科衛生士です。
まだまだ寒い日は続きますがお体を冷やさず、お風邪などには気をつけてお過ごし下さいね。
さて皆さま、毎日のお食事はよく噛んで召し上がっていますか?
健康な身体を保つためには運動をしたり、バランスのよい食事をよく噛んで摂取し、そして睡眠をよく取ることが基本ですね。
しかし時には運動をお休みしたり、睡眠時間をたっぷり取れないこともあるかもしれませんが、食事を取ることは80歳になっても、90歳になっても、毎日欠かすことのできないことです。
そのためにはやはりよく噛める歯を維持することは必要不可欠なことです。
そこで年を重ねてもたくさんの歯を残すことのお手伝いを行うべく私達歯科衛生士は常に患者さんと向き合っています。
皆さま、今お口の中の歯は何本ありますか?
通常永久歯ですと上の歯14本、下の歯14本で全28本。
親知らずが生えていたならその本数がプラスになります。
親知らずが全部生え揃って全32本になりますね。
歯って結構たくさんありますよね。
ここから12本失ってしまったとしてもまだ20本も残るので、そんな大袈裟なことなの?とお考えになるのではと思いますが‥。
80歳まではとても長い年月がありますが、それまでの間に残念ながら少しづつ歯を失われてしまう理由としまして、近年では虫歯で失う理由よりも、歯周病がトップになっています。
ユアー歯科クリニックでは歯科衛生士はまず、患者さんの口腔内を把握するためにプロービング、(歯と歯ぐきの間の数値、EPPポケットを測定)それと共にBOP(歯ぐきからの出血量)などの検査と歯石沈着の状態を確認後、その結果をもとに歯周病(歯肉炎、歯周炎)の進行具合を媒体に基づいてご説明させていただいています。
今後のP処置(健康な歯周組織を維持する)の計画を計る大切な検査データになります。
その後、患者さんのホームケア方法としまして必要な方にはブラッシング方法や正しい歯ブラシの選び方、硬さ、サイズなど、TBIという時間をいただいて指導を行っています。
簡単にご説明させていたたきますと歯周病(歯肉炎、歯周炎)は痛みがほぼなくジワジワと歯周組織を病気にしていきます。
突然重度の歯周病になってしまうわけではありません。しかし歯ぐきの中や歯を支えている中の骨の状態までは鏡では確認できないことが厄介です。
歯肉炎、歯周炎の最初の初期症状の判断としまして、歯ぐきが腫れた感じ(赤く腫れぼったい)、歯ぐきから出血する、シミる、浮いたような感じがあり噛みにくい、それと噛み合わせが強い為に起こる咬合痛などの症状があります。
毎日お忙しくお過ごしのことと思いますが、このような小さな症状から少しづつ歯周病は進行していきます。痛みがないからと治療を受けず適切な処置から遠のいてしまう結果、徐々に進行してしまいます。
残念ながら歯周病で歯を支えている骨が溶けてしまった場合、治療しても完全には元に戻りません。
そのような取り返しのつかないことになってしまう前に、また80歳で20本の歯を残すために、日々適切なセルフケアーを行い、なおかつなるべく早いうちから歯科医院での定期的なメインテナンスを受けることがとても大切です。
ユアー歯科クリニックではこれからもスタッフ一同皆様のお口の健康維持の一助となれますよう精進いたします。
船橋駅前 予防から審美入れ歯まで「船橋で一番頼れる歯医者さん」を目指しています。
ユアー歯科クリニック(船橋駅北口)事務局