こんにちは!ユアー歯科クリニックの歯科衛生士です。
以前も定期検診についてお伝えしましたが、そこで虫歯と歯周病を予防していくためには“汚れを溜めないこと”が大事であることをおはなししました。
今日はさらにその“汚れ”と口腔内ケアについてお伝えしていきます。
まず、お口の中の汚れ=虫歯・歯周病の原因になるものを指します。
それが、歯垢(プラーク)・歯石・バイオフィルムです。
みなさんも歯垢(プラーク)という言葉をCMなどで耳にしたことはあると思います。
これは食べかすというよりも、細菌と代謝物の塊です。
わずか10mgの歯垢に10億個の細菌が存在しています。
この歯垢が2~3日残ったままになってしまうと、石灰化して歯石という、歯ブラシでは取れない硬さの汚れに変わっていきます。
こうなった場合、早めに歯科医院でのクリーニングを受けることが必要になります。
プラークと同じようなものでバイオフィルムと呼ばれる汚れもあります。
菌の塊、という点では同じなのですが、バイオフィルムは強固な菌膜のなかに菌が集合している状態です。わかりやすく言うと、排水溝のヌメリ汚れのようなものです。
虫歯や歯周病の予防において、一番大事なことが日ごろの歯磨きです。
ただ、毎日100%完璧に磨くって中々できることじゃないんですよね。
歯ブラシだけを使用した場合、ついている歯垢の6割しか取れないというデータもあるのです。
それはなぜだと思いますか?
実は歯ブラシだけでは歯と歯の間をきちんと磨くことはできないからなのです!
そこで、デンタルフロスや歯間ブラシを使うとよりきれいにすることができますので是非お勧めします。
それらの補助器具を使用することによって歯垢の8~9割まで除去可能になります。
丁寧に歯磨きをしていても、ご自身でのセルフケアだけではどうしても不十分なところが生じます。虫歯や歯周病を予防するために
汚れを溜めたままにしてしまわないように、当院では3~5か月に1度の定期健診をお勧めしています。
ご自分の予防ケアについてご不明なことがありましたらお気軽にご相談してください^^
船橋駅前 予防から審美入れ歯まで「船橋で一番頼れる歯医者さん」を目指しています。
ユアー歯科クリニック(船橋駅北口)事務局