インプラント(人工歯根)とは
インプラント治療は、歯が抜けてしまった部分の骨にフィクスチャーというネジ状の人工歯根を埋め込んで、それを土台に人工の歯である上部構造を装着する治療法です。人工歯根と人工歯の間をアパットメントで連結するものが一般的です。
見た目と機能が天然の歯に最も近く、とても優秀な治療法ですが、口内や全身の状態によってインプラント治療を受けられない場合もあります。
インプラント治療は外科手術が必要であり、高度な診断力と技術、経験が要求される精密な治療です。そこで、ユアー歯科クリニックでは提携先のインプラント専門医である宇毛玲先生の執刀による手術を行うなど、クオリティの高い治療を提供しています。
インプラント専門医ご紹介
宇毛玲先生
略歴
1992年 | 明海大学歯学部卒業 |
---|---|
2005年 | オランダヒルズインプラントセンター院長 |
2008年 | ユアー歯科クリニックインプラント専門医就任 |
所属学会
日本審美学会会員 | 日本インプラント学会会員 |
---|
ごあいさつ
インプラントを行っている歯科医院は増え続けていますが、残念なことにその技術レベルには大きな差があります。インプラントでより良い結果を出すために、そしてより多くの方が安心して治療を受けられるようにするためには、骨移植や歯ぐきの形成なども高いクオリティで行う必要があります。他院でインプラントは不可能と言われてしまった方も、ぜひご相談ください。
インプラントの構造
インプラントは、フィクスチャー(骨に埋め込むネジ、土台)、上部構造(人工の歯)、その2つをつなぐアバットメント(連結部)という3つのパーツで構成されています。フィクスチャーと上部構造の2パーツのみのインプラントも存在します。
インプラント治療のメリットとデメリット
インプラントによる治療ができない場合には、ブリッジか部分入れ歯による治療で失った歯の機能を補います。歯が1本もない場合には総入れ歯かインプラント義歯などによる治療が必要です。
インプラントのメリット
- ブリッジのように健康な歯を削る必要がなく、残された歯の寿命を守るために有効
- 入れ歯のように残された歯に負担をかけない
- 見た目が自然
- 噛む力が天然歯の約80%と天然歯に最も近く、咀嚼能力が高い
- 口内の異物感や違和感がなく、天然歯と同じような感覚で食事が可能
- ズレることがなく、発音にも影響しない
インプラントのデメリット
- 手術が必要
- 骨の量が不足しているとインプラントができない(骨を造ることで治療できる可能性もあります)
- 治療期間が約3ヶ月~1年と比較的長い
- 歯周病などで歯ぐきが痩せている場合、見た目の回復が難しいこともある
- 治療後のメインテナンス(定期検診や歯磨きなど)をしっかりできない方には向かない